icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻5号

1994年04月発行

文献概要

今月の症例

2.0-Ⅱc(sm)型早期食道癌の1例

著者: 中野浩1 高濱和也1

所属機関: 1藤田保健衛生大学消化器内科

ページ範囲:P.380 - P.382

文献購入ページに移動
〔患者〕62歳,男性.胃潰瘍の経過観察時の内視鏡検査で中部食道に異常所見を発見された.入院時の身体所見,一般検査所見上,異常は認められなかった.

〔食道内視鏡所見〕食道ファイバースコープ像(Fig. 1)では,中部食道右壁に白色調の小顆粒の集まりと,その口側の発赤が認められる.そして,その部に軽度の弧の変形がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?