文献詳細
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文献概要
質問 診療行為が高度になるにつれて,用いる医学用語も複雑になり,それにつれて略語も頻繁に用いられます.ときにはその由来が興味深いこともあります.ところで“大腸内視鏡検査”の略語として,わが国では“CF”という言葉が普及していると思いますが,“CF”の語源は“colonofiberscopy”であると推察します.しかし“大腸内視鏡検査”の英訳は“colonoscopy”であり,はたして“CF”と呼ぶことは適切でしょうか.また,最近はファイバースコープを用いるより,電子内視鏡検査が普及してきていますが,その場合でも“CF”と呼ぶことは適切でしょうか,山梨医科大第1内科・藤野雅之教授にお教え願います.
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