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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻5号

1994年04月発行

文献概要

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書評「初期プライマリケア研修―初期臨床研修の活用法と臨床的見識について」 フリーアクセス

著者: 松村理司1

所属機関: 1市立舞鶴市民病院

ページ範囲:P.484 - P.484

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 この本の執筆者である4人の若手医師たちとは,実は少しばかり面識がある.昨年6月に東京で「新しい医師卒後研修への挑戦」というシンポジウムが開かれ,私もシンポジストの1人として参加した.その仕掛人が,“21世紀の医療をつくる若手医師の会”に集うこれら4人の若手医師たちだった.その数か月前にはそろって私に会いに京都まで来られ,熱っぽい会話を交したのも懐しい.かく言う私も,中年医師ながら,この会に入会してもう何年にもなる.

 そのシンポジウムでの日野原重明先生の特別講演は,ど迫力の連続だった.のっけから,“初期研修のほとんどが行われている大学病院には,良い臨床家を育てるという情熱が基本的にはない.”とぶちあげられたのだ.おかげで,前座のシンポジウムは吹っ飛んでしまった!(他の三人のシンポジストの先生方,ごめんなさい.)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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