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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻8号

1994年07月発行

文献概要

今月の主題 胆管癌の画像と病理 主題症例

CTが深達度診断に有用であった下部胆管fm癌の1切除例

著者: 須山正文1 有山嚢1 佐藤一弘1 長岩治郎1 窪川良広1 崔仁換1 若林香1 浅原新吾1 岡田安郎1 木下桂午1

所属機関: 1順天堂大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.817 - P.820

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要旨 深達度fmの早期胆管癌の1切除例を報告した.患者は74歳,女性.黄疸を主訴に来院した.USでは胆管拡張を,直接造影で腫瘍像と狭窄部の確認ができた.CTで胆管壁が十分造影でき,淡い腫瘍濃染像から比較的早期の胆管癌であることが示唆された.PTCCSでは粘膜内の表層進展も診断が可能であった.また,切除標本の検索で超音波内視鏡の有用性がわかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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