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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻9号

1994年08月発行

今月の症例

1.胃原発形質細胞腫の1例

著者: 羽柴厚1 大井章史2 高橋一郎3

所属機関: 1国家公務員等共済組合連合会北陸病院外科 2金沢大学第1病理 3小松市民病院外科

ページ範囲:P.866 - P.867

文献概要

 〔患者〕34歳,女性,1986年5月1日第3子出産後から嘔気があり,上腹部痛を覚えるようになった,症状が増悪したので6月14日当科を受診.

 〔胃X線所見〕背臥位二重造影像(Fig. 1)で胃角部の不整,二重輪郭と体下部から角部後壁にひだの軽度の集中,胃小区の不揃いと粗大化,バリウムの小班像がみられ,胃角部近傍の浅くて,やや大きい陥凹性病変を疑った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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