icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻1号

1968年01月発行

文献概要

今月の主題 早期胃癌研究の焦点 症例

微細なⅡc型およびⅡb型重複早期胃癌例

著者: 池田保明1 梶山忠彦1 中村功1 早川滉1 神崎清1 二ツ木浩一1 山口洋一1 伯野徹1 森厳1 松永慶郎2

所属機関: 1長崎大学医学部筬島内科 2長崎大学中検病理部

ページ範囲:P.33 - P.37

文献購入ページに移動
Ⅰ.まえがき

 X線,内視鏡,細胞診および生検の進歩により,早期胃癌の発見が飛躍的に増加し,微細早期胃癌の報告も次第に数を増している.しかるに病変が微細であればあるほど診断が困難になり,たとえ存在診断をなしえても,質的診断はさらに困難を伴い,偶然の要素が含まれることが多い.本症例も,微細Ⅱc型早期胃癌として手術し,術後の組織検索によって,さらに微細なⅡb型早期胃癌の重複をみた症例である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?