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文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻10号

1968年09月発行

文献概要

今月の主題 直視下診断法 綜説

ファイバーガストロスコープによる直視下微細診断

著者: 竹本忠良1 遠藤光夫1 市岡四象1 鈴木博孝1 鈴木茂1 横山泉1 山内大三1 中村光司1 神津忠彦1 山下克子1 宮坂節子1 大井至1 長廻紘1 福地創太郎2 平塚秀雄3 木村健4 瀬底正彦5 小林正文5 渡辺昂5 内田隆也5 常岡健二5

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター 2虎の門病院消化器科 3平塚外科胃腸科病院 4東京大学医学部中尾内科 5日本医科大学常岡内科

ページ範囲:P.1183 - P.1191

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Ⅰ.緒言

 ほんの数年前まで,唯一の直視下胃内観察法であった胃鏡検査はその技術の習得がなかなか容易でなかったし,また胃鏡が最後まで克服しきれなかった可撓性等の器械的制約の存在が,胃鏡を広く一般にまで行きわたらせなかった.

 ごく最近になってから胃内視鏡の勉強を始めた人達はもはや胃鏡を手にしてみる機会はほとんどないであろう.また胃鏡はおろか,胃カメラ,ファイバースコープですら観察盲点あるいは観察難点があってその克服にたいへんな苦労がつみ重ねられてきたということも,すでにピンとこないことかもしれない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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