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文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻10号

1968年09月発行

文献概要

今月の主題 直視下診断法 綜説

潰瘍性大腸炎の内科療法

著者: 名尾良憲12 小幡裕1

所属機関: 1都立豊島病院内科 2千葉大学医学部内科

ページ範囲:P.1227 - P.1236

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Ⅰ.はじめに

 潰瘍性大腸炎の成因については古くから感染説,アレルギー説,精神身体症説,自律神経障害説,リゾチーム説などの諸説があり,最近になって自己免疫に関する研究も行なわれているが,未だ解明されていない1)2).またこの疾患の原因を多元的とする説も有力である3).したがって治療法に関しても多くの問題が残されている現状である.私どもは本疾患に各種の内科療法を試み,第54回消化器病学会総会のシンポジウムにおいて「潰瘍性大腸炎の内科療法」のテーマで報告したので,ここにその概要について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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