icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻10号

1968年09月発行

文献概要

今月の主題 直視下診断法 症例

早期胃癌Ⅱb(?)の1例

著者: 北村廉作 北村達也1 木村健1 竹本忠良2 前田耕治3 伊佐治悟4 山口雅崇4 河合和夫5

所属機関: 1東京大学中尾内科 2東京女子医科大学消化器病センター 3静岡県立中央病院消化器科 4静岡県立中央病院外科 5静岡県立中央病院病理科

ページ範囲:P.1261 - P.1266

文献購入ページに移動
Ⅰ.緒言

 胃癌診断法の著しい進歩に伴い,近年早期胃癌例の発見はおびただしい数に達しているにもかかわらず,Ⅱb型早期胃癌の術前診断例は依然として少ない現状である.

 われわれは先ず胃カメラ検査によってⅡcを疑い,直視下胃生検によって癌と確認したうえで手術したⅡcにやや近いⅡbと思われる症例を経験したので報告する.本症例がⅡb診断にいささかでも参考になれば幸いと考える次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?