icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻11号

1968年10月発行

文献概要

今月の主題 食道 綜説

食道のレ線診断

著者: 御厨修一1 飯田孔陽1 町田孝子1 市川平三郎2 平田克治3 飯塚紀文3 三富利夫3

所属機関: 1国立がんセンター放射線診療部 2国立がんセンター集団検診部 3国立がんセンター外科

ページ範囲:P.1345 - P.1358

文献購入ページに移動
Ⅰ.まえおき

 最近,食道の早期癌が相次いで報告1)~5)されているが,これらの大部分のものは,既に食道鏡検査で診断がつき,X線検査のみでは診断が困難であったという例であって,X線検査はその実をあげることが出来なかった.胃の早期癌におけるX線診断の如き役割を期待するならば,食道のX線診断については更に研究を必要としよう.

 ここで食道のX線検査における基本的な技術や診断方法を述べ症例を示す事が何らかの参考になれば幸いである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?