icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻12号

1968年11月発行

文献概要

今月の主題 多発胃癌 綜説

多発胃癌とその関連病変について

著者: 吉葉昌彦1 石郷岡政彦1 箱崎敬1

所属機関: 1日本医科大学第一外科

ページ範囲:P.1481 - P.1496

文献購入ページに移動
Ⅰ.はじめに

 胃癌の発生と,発育様式の解明には生体内に於ける1個の進行胃癌からよりも,早期の多発癌からの方が,より有力な手がかりが得られる場合が多いであろうし,更に,単発癌から多発癌への移行,進展の病態の究明には同一胃内に於て癌と併存する関連病変に注目して1例ずつを丹念に検索することがよりよいアプローチと考え,多発胃癌及び癌と共存する関連病変,特に癌とのborderline caseについて,外科臨床上にみられる関連性を中心に検討を試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?