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文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻13号

1968年12月発行

文献概要

今月の主題 陥凹性早期胃癌の経過 綜説

胃癌病巣内の潰瘍の経過

著者: 中島哲二1

所属機関: 1虎の門病院放射線科

ページ範囲:P.1657 - P.1671

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Ⅰ.まえがき

 胃癌はよく知られた疾患である.わが国の1965年の統計では,胃癌の死亡率は10万に対し男59.2女35.5で,男女ともに世界で1,2位をあらそう胃癌国である.であるから医師にとっては勿論のこと,一般の人々にとっても良く知られた疾患であり,常に関心の最大の対象となっている.

 ところが衆知であるということと,その疾患がよく認識されているということとは全く別の事柄である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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