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文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻4号

1968年04月発行

文献概要

今月の主題 胃の食物輸送機能 症例

長期間経過が観察された早期胃癌の1例

著者: 春日井達造1 加藤久1 安藤昭寛1 伊東瑛吉1 八木幹郎1 坪内実1 山岡康孝1 吉井由利1 服部外志之1 内藤靖夫1 小林航三1 須知泰山2

所属機関: 1愛知がんセンター第一内科 2愛知がんセンター臨床検査部

ページ範囲:P.445 - P.449

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Ⅰ.まえがき

 胃癌の診断技術の向上に伴い,病変部を忠実に表わしたX線あるいは内視鏡の記録による経過が,胃癌の発育を知る一つの材料として重要になって来た.我々は幸か不幸か,患者の都合により肉眼的に癌と診断し得る像を得てから,3年9力月と言う期間の後,尚早期胃癌であった症例を経験し,その経過が主として内視鏡にて追求されたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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