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文献詳細

雑誌文献

胃と腸3巻4号

1968年04月発行

今月の主題 胃の食物輸送機能

症例

胃肉腫の3例

著者: 丸山道懿1 渡辺亨1 小林康彦1 前田久1 高橋勇夫1 矢野禎次郎1

所属機関: 1日本大学医学部有賀内科

ページ範囲:P.451 - P.456

文献概要

Ⅰ.緒言

 胃に原発せる肉腫は胃癌に比較してまれではあるが,胃疾患診断の向Eのためか今日漸次増加の傾向にある,西欧では最初に胃肉腫を報告したのはCruveilheir(1827),Landesherg(1840)等である.本邦では1901年迄が胃円形細胞肉腫を報告し,1964年迄に324例の報告がみられる.われわれは最近胃悪性腫瘍の診断のもとに胃摘出術を行い,組織診断にて早期の胃細網肉腫と確認し得た1例を含み,計3例について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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