胃と腸3巻4号

1968年04月発行

今月の主題 胃の食物輸送機能

座談会

昭和42年度秋期消化器病学会をきいて(2)

著者： 青山大三¹ 原義雄² 外園久芳³ 市川平三郎⁴ 春日井達造⁵ 川井啓市⁶ 城所仂⁷ 増田久之⁸ 村上忠重⁹ 並木正義¹⁰ 岡部治弥¹¹ 大柴三郎¹² 佐野量造¹³ 崎田隆夫¹⁴ 白壁彦夫¹⁵ 田中弘道¹⁶ 高田洋¹⁷ 高木国夫¹⁸ 竹本忠良¹⁹ 常岡健二²⁰

所属機関： ¹大阪回生病院放射線科 ²新潟がんセンター内科 ³ニュー虎の門クリニック ⁴国立がんセンター集検部 ⁵愛知がんセンター内科 ⁶京府医大増田内科 ⁷東大分院外科 ⁸東北大山形内科 ⁹順天大外科 ¹⁰北大第三内科 ¹¹九大勝木内科 ¹²東北大山形内科 ¹³国立がんセンター病理部 ¹⁴国立がんセンター内科 ¹⁵千葉大第一内科 ¹⁶鳥取大石原内科 ¹⁷早期胃癌検診協会 ¹⁸癌研病院外科 ¹⁹東女医大消化器病センター ²⁰日医大内科

ページ範囲：P.473 - P.483

文献概要

胃潰瘍の手術適応

村上　大体お揃いのようですから，そろそろ初めたいと思います．まず胃潰瘍の手術適用については，前にも何回もこういうテーマで学会に取り上げられたと思います．特に今年（1967年）の春，名古屋での難治性胃潰瘍というシンポジウムと比較してお気付きになったところはなかったでしょうか．

白壁　この問題は京都府立医大の川井先生が熱心にやっておられたはずです．先生のご感想はいかがですか．