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今月の主題 前癌病変としての胃潰瘍とポリープの意義 胃潰瘍の部
前癌病変としての胃潰瘍の意義
著者: 太田邦夫1
所属機関: 1東京大学医学部病理学教室
ページ範囲:P.674 - P.675
文献購入ページに移動今夕のお話は,潰瘍癌を重視する学者と隆起性病変に重点をおく学者とをたたかわせて,酒の肴にするといっては語弊がありますが,争点を明かにするにあるかと思います.私のpointは潰瘍癌を重視すると共に,重視する組織学的な根拠を提示するにあると考えています.そこで,皆様はこの道のexpertsであり潰瘍や癌の組織学については予備知識は全く必要でないものと考え短刀直入に問題に入ります.
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