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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻1号

1995年01月発行

今月の主題 胃癌の診断と治療―最近の動向

主題

胃癌の新肉眼分類における使用上の留意点―治療の立場から

著者: 本田一郎1 大森幸夫2

所属機関: 1千葉県がんセンター消化器外科 2池田ワコー病院

ページ範囲:P.31 - P.37

文献概要

要旨 胃癌取扱い規約の今回の改訂においては,肉眼型の判定を臨床,手術,総合の3段階で行い,加えて推定深達度(T)を付記することになった.これにより,旧分類の5型に組み入れられていた,いわゆる早期癌類似進行癌を分離することができた.これらのことから手術前に肉眼型を把握することで癌腫の拡がりの程度が予想され,内視鏡治療や縮小手術,合理的リンパ節郭清の良い指標となると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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