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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻10号

1995年09月発行

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海外文献紹介「ラットにおける線維芽細胞増殖因子経ロ投与による十二指腸潰瘍の治癒促進」 フリーアクセス

著者: 岡田守弘1

所属機関: 1関東逓信病院消化器科内科

ページ範囲:P.1314 - P.1314

文献概要

 Accelerated healing of duodenal ulcer by oral administration of a mutein of basic fibroblast growth factor in rats: Szabo S, Folkman J, Vattay P, et al(Gastroenterology 106:1106-1111,1994)

 human basic fibroblast growth factor(bFGF)は,血管新生や線維芽細胞と平滑筋細胞などの増殖を促す.十二指腸潰瘍底の肉芽組織は主に毛細血管,単球そして線維芽細胞から成り,潰瘍の治癒に重要な役割を果たしている.そこで今回bFGFを用いて,胃酸を抑えることなしに十二指腸潰瘍モデル(ラット)の治癒を促進するかについて検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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