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浸潤範囲の診断が困難であった0-Ⅱa型早期胃癌の1例
著者: 成澤林太郎1 榎本博幸2
所属機関: 1新潟大学第3内科 2新潟大学第1病理
ページ範囲:P.1434 - P.1436
文献購入ページに移動当科で施行した上部消化管X線検査では,幽門輪から胃前庭部にかけてほぼ全周性に隆起性病変を認めた.胃壁の伸展は良好であったが,隆起の表面は顆粒状ないしは結節状を呈していた.更に,隆起は胃内のみならず,胃から連続して十二指腸球部にまで進展していた(Fig. 1a,b).
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