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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻12号

1995年11月発行

文献概要

今月の主題 大腸腺腫の診断と取り扱い 主題研究

大腸過形成性ポリープの自然史および過形成性ポリポーシスの形態

著者: 魚住淳1 河原郁夫1 牛尾恭輔1 石川勉1 宮川国久1 飯沼元1 中嶋秀磨1 横田敏弘2 下田忠和3 服部了司4

所属機関: 1国立がんセンター中央病院放射線診断部 2国立がんセンター中央病院内科 3国立がんセンター中央病院臨床検査部 4服部胃腸科

ページ範囲:P.1587 - P.1595

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要旨 組織学的に過形成性ポリープと診断された46病変について,X線学的に経時的および遡及的検討を行った.その結果,平均4.1年の期間で過形成性ポリープの98%は大きさの変化は認められなかった.また,形態的な変化も認められなかった.経過観察例からみた結果を踏まえて,過形成性ポリープの形態およびその自然史の特徴について報告した.また,1cm以上の扁平な過形成性ポリープを混在した2例の過形成性ポリポーシスの症例を報告し,通常の過形成性ポリープとの比較を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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