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編集後記
著者: 西沢護
所属機関:
ページ範囲:P.1602 - P.1602
文献購入ページに移動 大腸腺腫の問題点は数多いが,なかなか割り切った答が出てこないのは,腺腫とm癌との鑑別診断が非常に難しいことによる.adenomacarcinoma sequenceかde novo carcinomaかの議論も,病理組織診断上,腺腫とするか癌とするかによって全く異なった頻度になりうるし,内視鏡的治療の適応にしても腺腫の癌化についてだけでなく,生検で腺腫とするか癌とするかによって決定されてしまう.
どのようにして腺腫とm癌との鑑別を行うかは今後に残された課題ではあるが,今までの手法だけでは容易に解決しそうにない.
どのようにして腺腫とm癌との鑑別を行うかは今後に残された課題ではあるが,今までの手法だけでは容易に解決しそうにない.
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