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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻12号

1995年11月発行

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海外文献紹介「大腸癌リンパ節転移の遺伝子診断」 フリーアクセス

著者: 豊田英樹1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.1600 - P.1600

文献概要

 Genetic diagnosis of lymph-node metastasis in colorectal cancer: Hayashi N, Ito I, et al (Lancet 345: 1257-1259, 1995)

 大腸癌では,原発巣の完全切除が行われても,局所再発や転移によって約50%の患者は死亡する.腫瘍の再発や患者の予後因子のうち,手術時のリンパ節転移の有無が非常に重要であるが,従来の組織学的検討ではリンパ節転移が認められなかった症例においても5年以内に20~30%が遠隔転移や局所再発で死亡する.このような患者での腫瘍再発の原因は不明であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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