文献詳細
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文献概要
Genetic diagnosis of lymph-node metastasis in colorectal cancer: Hayashi N, Ito I, et al (Lancet 345: 1257-1259, 1995)
大腸癌では,原発巣の完全切除が行われても,局所再発や転移によって約50%の患者は死亡する.腫瘍の再発や患者の予後因子のうち,手術時のリンパ節転移の有無が非常に重要であるが,従来の組織学的検討ではリンパ節転移が認められなかった症例においても5年以内に20~30%が遠隔転移や局所再発で死亡する.このような患者での腫瘍再発の原因は不明であった.
大腸癌では,原発巣の完全切除が行われても,局所再発や転移によって約50%の患者は死亡する.腫瘍の再発や患者の予後因子のうち,手術時のリンパ節転移の有無が非常に重要であるが,従来の組織学的検討ではリンパ節転移が認められなかった症例においても5年以内に20~30%が遠隔転移や局所再発で死亡する.このような患者での腫瘍再発の原因は不明であった.
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