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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻13号

1995年12月発行

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編集後記 フリーアクセス

著者: 西俣寛人

ページ範囲:P.1736 - P.1736

文献概要

 10年ぶりに小腸画像診断の特集が組まれた.本号には小腸疾患へのアプローチの方法論が述べられている.八尾論文にも述べられているように基本はX線診断であろう.しかし主題症例をみると,急性期の小腸疾患には超音波検査,血管造影検査が有効であった症例が画像とともに記載されている.消化器専門医を標榜するには,小腸の画像診断ができなくてはいけない.そのためには小腸のX線検査,内視鏡検査,更に超音波,血管造影の知識まで必要な時代になった.序説にも述べられているように,小腸疾患の診断には病歴,理学的所見,一般検査が重要であり,それによって検査法を決定する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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