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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻2号

1995年02月発行

文献概要

今月の症例

2.Ⅱa+Ⅱc型早期大腸癌の1例

著者: 高木篤1 江間幸雄1 堀井清一1 南洋二1 北岡吉民1 斉尾武郎1 清水ゆかり1 原春久2 永井智2 中沢幸久2

所属機関: 1協立総合病院消化器内科 2協立総合病院外科

ページ範囲:P.136 - P.138

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〔患者〕68歳,男性.便潜血検査陽性で5月13日に愛知県総合保健センター(塚本純久先生)でスクリーニング注腸検査を施行.S状結腸に9mm大のポリープを指摘され,当院を紹介された.5月23日にtotal CFを施行したところ,S状結腸にⅡa+Ⅱc型の腫瘍性病変を認め,ストリップバイオプシーを施行した.

〔大腸X線所見〕S状結腸に9mm大のニッシェが認められる(Fig. 1).拡大像では中央に星芒状のバリウムの溜まりが認められる(Fig. 2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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