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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻3号

1995年02月発行

文献概要

特集 早期食道癌1995 主題 Ⅰ.診断 5.病理診断 b)肉眼診断

肉眼診断

著者: 海上雅光1 鶴丸昌彦2 八巻悟郎3 星原芳雄4

所属機関: 1わたり病院病理科 2虎の門病院消化器外科 3東京都がん検診センター 4虎の門病院消化器科

ページ範囲:P.397 - P.406

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要旨 病理からみた食道表在癌の肉眼診断の第1歩は良好な標本を得ることである.標本が悪いと診断は困難であり,共通の基盤で討論が行えない.肉眼診断に際しては,隆起型では隆起の高さ,立ち上がり方の2つが基本的な要素である.これに表面の性状と色調が加わって,隆起の肉眼像が成立する.陥凹型では,陥凹の深さ,陥凹底の状態が重要である.更に陥凹の色調と陥凹辺縁部の状態を見ることによって,陥凹の全体像がとらえられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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