文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「重篤な上部消化管出血における太径チャンネルを備えた改良型内視鏡の使用経験」
著者: 鈴木隆史1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.532 - P.532
文献購入ページに移動 Improved endoscopic management of severe upper gastrointestinal hemorrhage using a new widechannel endoscope: Hintze RE, Binmoeller KF, Adler A, et al (Endoscopy 26: 613-616, 1994)
消化管出血時の緊急内視鏡での問題点に,大量の血液や凝血塊,食物残渣などによって十分な視野が得られないばかりに,出血点の同定やその後の処置が困難になることがある.体位変換や胃洗浄といった工夫が応用されてきたが,時間を要する割りにあまり効果的でなく,ときに誤嚥の危険さえある.
消化管出血時の緊急内視鏡での問題点に,大量の血液や凝血塊,食物残渣などによって十分な視野が得られないばかりに,出血点の同定やその後の処置が困難になることがある.体位変換や胃洗浄といった工夫が応用されてきたが,時間を要する割りにあまり効果的でなく,ときに誤嚥の危険さえある.
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