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文献概要
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編集後記
著者: 岩下明徳
所属機関:
ページ範囲:P.724 - P.724
文献購入ページに移動 潰瘍性大腸炎に合併する癌は,「胃と腸」誌でも約10年前に1度「潰瘍性大腸炎と大腸癌」という主題で特集(21巻9号)が組まれている.その号は,わが国の潰瘍性大腸炎に合併した癌の実態を明らかにすることを主目的として企画されており,ほぼその目的を達成しているように思う.
本特集号の表題は「colitic cancer―微細診断をめざして」である.つまり,わが国でも潰瘍性大腸炎長期経過例の増加に伴い,合併癌症例の増加が予想かつ懸念されている状況にあり,この合併癌をいかに早期の段階で発見するか,その形態診断学体系の確立をめざして本号が編集されたわけである.
本特集号の表題は「colitic cancer―微細診断をめざして」である.つまり,わが国でも潰瘍性大腸炎長期経過例の増加に伴い,合併癌症例の増加が予想かつ懸念されている状況にあり,この合併癌をいかに早期の段階で発見するか,その形態診断学体系の確立をめざして本号が編集されたわけである.
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