文献詳細
今月の症例
文献概要
〔患者〕34歳,女性.1991年3月27日,主婦検診で新松戸中央病院を受診し,食道下部に隆起性病変が発見された.生検で食道顆粒細胞腫と診断され,内視鏡的切除のため当院を受診した.
〔食道X線所見〕立位正面像(Fig. 1)で,食道下部後壁に径2cmの楕円形隆起性病変を認め,境界は鮮明平滑である.第1斜位(Fig. 2)で隆起性病変の側面像を見ると,隆起の表面は軽度の凹凸を示し,隆起の辺縁は周囲粘膜になだらかに移行し,粘膜下腫瘍の形態を示している.
〔食道X線所見〕立位正面像(Fig. 1)で,食道下部後壁に径2cmの楕円形隆起性病変を認め,境界は鮮明平滑である.第1斜位(Fig. 2)で隆起性病変の側面像を見ると,隆起の表面は軽度の凹凸を示し,隆起の辺縁は周囲粘膜になだらかに移行し,粘膜下腫瘍の形態を示している.
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