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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻8号

1995年07月発行

文献概要

今月の症例

1.食道顆粒細胞腫の1例

著者: 高木國夫1 岩切啓二1 中田一也2

所属機関: 1林外科病院 2新松戸中央病院

ページ範囲:P.978 - P.979

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〔患者〕34歳,女性.1991年3月27日,主婦検診で新松戸中央病院を受診し,食道下部に隆起性病変が発見された.生検で食道顆粒細胞腫と診断され,内視鏡的切除のため当院を受診した.

〔食道X線所見〕立位正面像(Fig. 1)で,食道下部後壁に径2cmの楕円形隆起性病変を認め,境界は鮮明平滑である.第1斜位(Fig. 2)で隆起性病変の側面像を見ると,隆起の表面は軽度の凹凸を示し,隆起の辺縁は周囲粘膜になだらかに移行し,粘膜下腫瘍の形態を示している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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