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文献詳細

雑誌文献

胃と腸30巻8号

1995年07月発行

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海外文献紹介「ボツリヌス菌毒素の括約筋内注射によるアカラシアの治療」 フリーアクセス

著者: 多賀須幸男1

所属機関: 1多賀須消化器科・内科クリニック

ページ範囲:P.982 - P.982

文献概要

 Intrasphincteric botulinumtoxin for the treatment of achalasia: Pastricha PJ, Ravich WJ, Hendrix TR, et al (N Engl J Med 322: 774-778, 1995)

 ボツリヌス菌毒素は,局注すると神経末端からのアセチルコリンの分泌を阻害して,筋肉を麻痺させる効果がある.斜視やジストニアなどの骨格筋のスパズムの治療に多く利用されており,副作用も少ない.下部食道括約部の弛緩不全であるアカラシアの治療に,この方法を応用してみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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