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文献詳細

雑誌文献

胃と腸31巻1号

1996年01月発行

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編集後記 フリーアクセス

著者: 吉田茂昭

ページ範囲:P.128 - P.128

文献概要

 数多くの消化器がんの中で胃悪性リンパ腫ほど最近様々な知見が明らかにされ,かつての理解が一新されたものはない.特にIsaacsonらが提唱したMALTリンパ腫の概念は,腫瘍(節外性B細胞リンパ腫)の発生機序を免疫学的な機転に求めた点で画期的であり,従来,ともすればwastebasket的に用いられてきた反応性リンパ増殖症(RLH)の内容を再吟味するよい機会をわれわれに与えている.このような考えから,本号にはMALTリンパ腫を主題として取り上げ,第一線で活躍中の諸先生に執筆をお願いした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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