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文献詳細

雑誌文献

胃と腸31巻2号

1996年02月発行

今月の主題 いわゆる表層拡大型大腸腫瘍とは

主題

表層拡大型大腸腫瘍―私はこう考える

著者: 小西文雄1 富樫一智1

所属機関: 1自治医科大学消化器外科

ページ範囲:P.192 - P.193

文献概要

 大腸の腺腫や早期癌などの腫瘍性病変の中には,頻度は低いが水平方向に比較的大きな発育を示す病変がある.従来からこのような病変は,Ⅱa集簇様病変,creeping tumor1),顆粒集簇型病変,結節集簇様病変2)などと種々の名称で呼ばれてきた.最近,結節集簇様病変に加えて,少数ではあるが表面型腫瘍で水平方向に比較的大きく発育する病変があることが知られつつある.このような表面型腫瘍も含めて表層拡大型大腸腫瘍に関するわれわれの意見を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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