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文献詳細

雑誌文献

胃と腸31巻3号

1996年02月発行

文献概要

特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅰ部 消化器の基本的解剖用語

十二指腸・小腸の解剖用語

著者: 斉藤裕輔1 高後裕1

所属機関: 1旭川医科大学第3内科

ページ範囲:P.273 - P.276

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 十二指腸

 十二指腸とは幽門から十二指腸空腸曲(flexura duodeno-jejunalis;Treitz靱帯)まてを言い,その長さは約12横指,20~30cm(平均21cm)で直径1~3cmである.十二指腸は球部を越えてから後腹膜に入り,C字型を描いて走行し,胃の後方てTreitz靱帯を越えて腹腔内に戻り,小腸(空腸)に移行する.後腹膜に固定されているため,可動性に乏しい.十二指腸と周囲臓器との関係のシェーマをFig. 1に示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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