文献詳細
文献概要
特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 a.検査・治療手技用語
スライディングチューブ(sliding tube)
著者: 小林広幸1 渕上忠彦1
所属機関: 1松山赤十字病院消化器科
ページ範囲:P.308 - P.308
文献購入ページに移動従来は2人操作法による有効長の長い大腸ファイバースコープ(170cm)を使用することが多かったため,スライディングチューブも有効長の長いもの(40cm前後;olympus ST-C3,C6)が使用されていたが,近年では1人操作法による中間尺のファイバースコープ(130cm)の普及に伴い.短いもの(30cm前後;olympus ST-C7,C3S)が用いられてきている.また,1人操作やスコープの有効長に適するよう独自に改良を加えた多田らの分割式チューブ,組立式チューブ,丹羽らの着脱式チューブ,岡本らのミニチューブ(25cm前後)などの試作品も考案されている2).
掲載誌情報