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特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 b.X線・内視鏡所見用語
胃小区の乱れ(irregularity of gastric area)
著者: 浜田勉1
所属機関: 1社会保険中央総合病院消化器科
ページ範囲:P.330 - P.330
文献購入ページに移動 1.胃小区とは
胃粘膜の表面にみられる粘膜模様の最小単位を胃小区(areae gastricae,area)と言い,1953年,W. Frikが診断したのが初めで,臨床では細網状影(fine reticular appearance)としてX線写真上に写し出されるので,X線学的用語として使われている.また,胃小区と胃小区との間のバリウムの溜まっている細い溝を胃小区間溝と呼ぶ.
胃粘膜の表面にみられる粘膜模様の最小単位を胃小区(areae gastricae,area)と言い,1953年,W. Frikが診断したのが初めで,臨床では細網状影(fine reticular appearance)としてX線写真上に写し出されるので,X線学的用語として使われている.また,胃小区と胃小区との間のバリウムの溜まっている細い溝を胃小区間溝と呼ぶ.
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