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文献詳細

雑誌文献

胃と腸31巻3号

1996年02月発行

文献概要

特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 b.X線・内視鏡所見用語

巨大ひだ(giant fold,giant ruga)

著者: 西元寺克禮1

所属機関: 1北里大学内科

ページ範囲:P.345 - P.345

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 巨大ひだとは,粘膜または粘膜下の要因により,幅広く屈曲蛇行した大脳回転様の外観を呈するひだのことを言う.このひだは病的な用語として使用されることが多く,幽門部では悪性病変が多いと言われている1)

 巨大ひだは,X線的には1cm以上の幅を持つ皺襞2),内視鏡的には胃内圧を15mmHg,送気量1,700ml以上によっても皺襞が全く伸展しないものと言われているが3),一般的には十分な空気量を入れても伸展しない皺襞と考えてよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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