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文献詳細

雑誌文献

胃と腸31巻3号

1996年02月発行

文献概要

特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 b.X線・内視鏡所見用語

しもふり潰瘍(salt and pepper ulcer)

著者: 岡崎幸紀1

所属機関: 1周東総合病院内科

ページ範囲:P.350 - P.350

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 内視鏡検査の際に,十二指腸球部で観察される小白苔を言う.小白苔が集籏する形で見られることが多く,その状態が霜降り肉に似ていることから,この病変名が付けられた.

 小白苔の部分は,当初,組織標本でUl-Ⅱ程度の浅い病変が認められたとされたが,その後の検討では小びらんの白苔または炎症による線維滲出などによる白苔であろうとされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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