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特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 b.X線・内視鏡所見用語
周堤隆起(Randwall)
著者: 西俣寛人1
所属機関: 1南風病院
ページ範囲:P.352 - P.352
文献購入ページに移動 輪郭の不整な潰瘍を取り囲むように不整な隆起が存在することを言う.上皮性腫瘍で病理組織上sm以深に腫瘍塊が存在し,中心部に癌性潰瘍を形成したときにみられ,特に2型,3型の癌にみられる所見である.例外的には,粘膜下腫瘍に深い潰瘍を伴ったときにRandwallを形成することもある.
良性潰瘍の周囲にみられる隆起は“ulcer mound”と表現され,軟らかく,Randwallとは区別される.
良性潰瘍の周囲にみられる隆起は“ulcer mound”と表現され,軟らかく,Randwallとは区別される.
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