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特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 b.X線・内視鏡所見用語
大腸“pit pattern”
著者: 工藤進英1 山野泰穂1
所属機関: 1秋田赤十字病院胃腸センター
ページ範囲:P.367 - P.367
文献購入ページに移動大腸病変のpit patternの解析は小坂1)が277病変の実体顕微鏡観察を行い4型に分類した報告に始まり,多田ら2),西澤ら3)がそれぞれの時点で補足していたが,現在一般的かつ標準的に用いられているものは工藤ら4)~6)の分類である.これは腫瘍性病変1,676病変の実体顕微鏡観察を行い,小坂,多田らの分類を基にして,更に従来のものに加えて陥凹型のpit patternを加味して現在の6型に分類したものである(Fig. 1).
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