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特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 b.X線・内視鏡所見用語
裂溝(fissure)
著者: 斉藤幸夫1 武藤徹一郎2
所属機関: 1国立国際医療センター外科 2東京大学第1外科
ページ範囲:P.403 - P.403
文献購入ページに移動病理組織学的には,裂溝はサルコイド様非乾酪性肉芽腫に次いでCrohn病に特徴的な所見である.特に肉芽腫が認められない場合には,裂溝の存在が診断に有用である.筋層深くにまで達し膿瘍を形成したり,穿通すれば瘻孔を形成する.
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