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文献詳細

雑誌文献

胃と腸31巻3号

1996年02月発行

文献概要

特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 c.病理・病変用語

リンパ上皮病巣(lymphoepithelial lesion)

著者: 渡辺英伸1

所属機関: 1新潟大学第1病理

ページ範囲:P.429 - P.429

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 この用語は唾液腺疾患で以前から用いられてきた1).しかし,MALT(mucosa-associated lymphoid tissue)リンパ腫の組織診断基準の1つとして重要であることがIsaacsonらによって明らかにされ,一段と注目されてきた2)

 lymphoepithelial lesionは胃,腸,唾液腺,肺,甲状腺などに発生するmarginal zone B-cell lymphoma(lowgrade B-cell lymphoma of mucosa-associated lymphoid tissue type,MALTリンパ腫)にみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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