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特集 図説 形態用語の使い方・使われ方 第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語 c.病理・病変用語
類上皮細胞肉芽腫(epithelioid cell granuloma)
著者: 岩下明徳1
所属機関: 1福岡大学筑紫病院病理
ページ範囲:P.431 - P.431
文献購入ページに移動一方,肉芽腫という言葉はVirchow(1865年)が肉芽組織から成る限局性の腫瘤あるいは腫瘍という意味で用いたが,現在ではその言葉の起源の含意と外れて炎症性のものを指している.つまり,肉芽組織(病的に新生した血管結合織)が限局性で結節状に増殖したとき,新生物に模して肉芽腫と呼んでいる.
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