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文献詳細

雑誌文献

胃と腸31巻6号

1996年05月発行

文献概要

今月の主題 食道dysplasia―経過観察例の検討 座談会

食道dysplasia―今,どう考えるか

著者: 板橋正幸12 柳澤昭夫3 田久保海誉4 渡辺英伸5 下田忠和6 海上雅光7 大倉康男8 遠藤光夫9 細井董三10 幕内博康11 石黒信吾12

所属機関: 1茨城県立中央病院 2県立がんセンター・病理 3癌研究会癌研究所・病理 4東京都老人総合研究所・臨床病理 5新潟大学・第1病理 6国立がんセンター中央病院・病理 7わたり病院・病理 8東京都がん検診センター・病理 9東京医科歯科大学・第1外科 10多摩がん検診センター・消化器科 11東海大学・第2外科 12大阪府立成人病センター・病理

ページ範囲:P.762 - P.778

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 幕内(司会) 本日はお忙しいところ,お集まりいただきありがとうございます.“食道dysplasiaを考える”という題で座談会をさせていただくわけです.石黒信吾先生と幕内博康が司会をさせていただきます.

 食道のdysplasiaに関しては,食道色素研究会で過去3回取り上げられており,最初が第10回の1982年,“食道異型上皮の診断基準”というテーマで岡川和弘先生がなさいました.第2回目が第21回の1989年に西澤護先生がdysplasiaを中心とする“ルゴール染色不染の非癌性病変について”,そして第3回目が第33回の1995年,“食道dysplasiaを考える”というテーマで,石黒信吾先生がまとめられました.その間食道dysplasiaに関する概念も歴史的にだいぶ変わってきていると思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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