icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸31巻6号

1996年05月発行

文献概要

--------------------

「胃と腸」質問箱

著者: 青柳邦彦1 飯田三雄2

所属機関: 1九州大学第2内科 2川崎医科大学内科(消化器Ⅱ)

ページ範囲:P.780 - P.781

文献購入ページに移動
質問 最近時々,大腸内視鏡で成人の回腸末端のリンパ濾胞過形成と直腸の良性リンパ濾胞性ポリープを認めます.この2者の本質的な違いと望ましい呼び方(特に前者)についてご教示下さい.

 回腸末端のリンパ濾胞形成と直腸リンパ濾胞性ポリープ(またはポリポーシス)は,病理学的にlymphoid hyperplasiaであり,同一の病態と考えてよいのでしょうか.また,前者では臨床的にbenign lymphoma,polypoid lymphomatous hyperplasia,benign giant follicle lymphoma,lymphadenoma,ileitis follicularis(Golden病),benign lymphoid polyp(polyposis)など,多数の名称がありますが,どのように呼ぶのが正しいのでしょうか.(高知 N. T.)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?