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文献詳細

雑誌文献

胃と腸32巻10号

1997年09月発行

文献概要

今月の症例

形成過程が観察されたdouble pylorusの1例

著者: 唐仁原寛1 松田彰郎2 青崎真一郎2 丸田修士2 西俣寛人2

所属機関: 1唐仁原内科クリニック 2鹿児島消化器研究会

ページ範囲:P.1282 - P.1284

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 〔患者〕43歳,男性.20歳台から胃潰瘍を繰り返していた.1993年3月22日,心窩部痛を主訴に当院受診.消化性潰瘍の疑いで内視鏡検査を施行した.同日施行した生化学検査で高脂血症および脂肪肝を指摘された.

 〔胃X線所見〕仰臥位第1斜位二重造影像(Fig. 1a~c)および腹臥位充満像(Fig. 1d)で,幽門小彎側と十二指腸球部の間に瘻孔を認めその辺縁には,硬さがみられる(1997年1月).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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