文献詳細
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文献概要
序文によれば,本書の企画は20年前にさかのぼるという.その意味で本書はまさに編者のライフワークである.20年もかけて一冊の教科書を作るにはよほどの意志がないとできないと思われるが,編者の藤田教授は若いとき,クエン酸回路,尿素サイクルの発見で有名なHans Krebsの研究室で勉強して,生化学の基礎を築いた巨人と直接接する機会を持ったことや,Albert Lehningerがあの有名な教科書「Biochemistry」を執筆していたときにポストドクだったことなどが影響しているのではないかと推察する.
本書は本文だけでも優に900頁を超え,図,表合わせて約1,000枚の大著である.
本書は本文だけでも優に900頁を超え,図,表合わせて約1,000枚の大著である.
掲載誌情報