文献詳細
文献概要
--------------------
書評「Q&A腹腔鏡下胆囊摘出術―こんな時どうする?」 フリーアクセス
著者: 堀孝吏1
所属機関: 1三井記念病院外科
ページ範囲:P.220 - P.220
文献購入ページに移動当院でも,1990年10月に最初の腹腔鏡下胆囊摘出術が施行された.当初は,鏡視下手術は特殊な術式と考える風潮もあったが,適応が拡大されるにつれて特殊な術式とはみなされなくなりつつある.適応に関しては,まだ流動的な領域も多いが,例えば,胃全摘術はやるが胃亜全摘術はやらないという腹部外科医はいないように,腹腔鏡下手術は適応があれば避けて通れない術式になると考えられる.今や,腹腔鏡下手術は腹部外科医にとって習熟しなければならない術式の1つと思われる.
掲載誌情報