icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸32巻3号

1997年02月発行

文献概要

特集 炎症性腸疾患1997 主題 Ⅰ.診断 2.Crohn病

(2)大腸内視鏡検査

著者: 長廻紘1

所属機関: 1群馬県立がんセンター

ページ範囲:P.327 - P.332

文献購入ページに移動
要旨 Crohn病(CD)の内視鏡診断の要点は潰瘍の特徴をよくつかまえることに尽きる.潰瘍の大小種々であるが,サイズにかかわらずCDの特徴を持っている.しかし,大きなものほど特徴(discrete,縦走)が明瞭であり診断を下しやすい.小さい潰瘍は個々の潰瘍から診断することは難しく,それらを群として捉えて,群としての特徴(縦走配列)が明らかなものは診断可能である.潰瘍以外のことは内視鏡で解明があまり期待できず,X線検査の併用が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら