文献詳細
今月の主題 感染性腸炎(腸結核を除く)
序説
文献概要
昨年の大阪,堺市のO157病原性大腸菌による出血性大腸炎の局地性流行に始まる全国の散在性の発生は大きな関心を呼び,社会問題化した.そして,今年に入ってからも各地で小規模な集団発生が認められている.そこで,本誌では時期に合わせ早めにこの「感染性腸炎」の企画が成された.
出血性大腸炎ということで医師間の質問にも会い,また,外来にもこの感染を心配した患者が多く訪れた.そこで,消化器疾患の診断,治療を専門とするわれわれの出番ということになるが,今まで,このような急性の感染性腸炎の経験と関心がなく,また,知識も乏しく恥ずかしい思いをした.
出血性大腸炎ということで医師間の質問にも会い,また,外来にもこの感染を心配した患者が多く訪れた.そこで,消化器疾患の診断,治療を専門とするわれわれの出番ということになるが,今まで,このような急性の感染性腸炎の経験と関心がなく,また,知識も乏しく恥ずかしい思いをした.
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