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文献詳細

雑誌文献

胃と腸32巻7号

1997年06月発行

文献概要

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編集後記 フリーアクセス

著者: 樋渡信夫

所属機関:

ページ範囲:P.1028 - P.1028

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 感染性腸炎は,戦後の環境衛生の整備に伴い,急激に減少した.それにより,血便・下痢・腹痛などを訴える患者に対して,日常臨床における鑑別診断としての重要性も少なくなり,経験することもまれとなった.

 しかし,最近は海外渡航や輸入食品が広く普及し,感染性腸炎は散発的にはみられていたが,昨年の腸管出血性大腸菌(O157)による腸炎の各地の集団発生に際しては,診断,治療,予防のあらゆる面で後手に回ることが多かった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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