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文献詳細

雑誌文献

胃と腸32巻8号

1997年07月発行

文献概要

今月の主題 胃噴門部領域の病変 (1)癌 主題

噴門部早期胃癌診断の実態

著者: 仁王辰幸1 西俣寛人1 西俣嘉人1 新山徹美2 寺田芳一2 徳元美保2 南寛之2 村岡敏宏2 島岡俊治2 松田彰郎1 新原亨1 大井秀久1 美園俊明3 有馬暉勝3 山田一隆4 末永豊邦4

所属機関: 1南風病院消化器内科 2鹿児島消化器研究会 3鹿児島大学医学部第2内科 4南風病院外科

ページ範囲:P.1063 - P.1071

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要旨 噴門部早期癌診断の実態を前期(1978~1986年)と後期(1987~1996年)に分けて検討した.検討対象は前期78病変(早期癌29病変),後期86病変(早期癌54病変)である.全早期癌に対する噴門部早期癌は前期4.6%,後期8.1%,噴門部癌における早期癌の比率は前期37%,後期63%,早期癌の中のm癌比率は前期41%,後期56%でいずれも診断能は向上していた.全噴門部癌の40%は41mm以上の病変で,この領域の初期病変の診断能は向上していなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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